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マツダ、中国合弁会社が南京車両工場の竣工式を実施
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、本日、フォードモーターカンパニー(以下、フォード)および中国でのパートナーである長安汽車集団との合弁会社である長安フォードマツダ汽車有限公司(CFMA)が南京車両工場の竣工式を実施したと発表した。
CFMA南京工場の竣工式には、マツダの井巻久一代表取締役会長兼社長、ロバート・ジェイ・グラツィアノ代表取締役副社長をはじめ、長安汽車集団の親会社である南方工業集団の徐斌(Xu Bin)総経理、南方工業集団副総経理、長安汽車集団董事長兼CFMA董事長の尹家緒(Yin Jiaxu)氏、フォードのアラン・ムラーリーCEO、フォードのアジア・大洋州・アフリカ部門を統括するジョン・ジー・パーカー エグゼクティブバイスプレジデント、江蘇省と南京市の代表や取引先の関係者、従業員など約700名が出席した。
CFMA南京工場はプレス、車体、塗装、組立の各工場を有する自動車の一貫生産工場で、マツダの最新の生産技術・製造技術をベースに地球環境と働く人に優しい効率性の高い工場であり、長安汽車集団、フォードとともに建設したものである。工場面積は19万平方メートルで生産能力は年間16万台である。同工場では、マツダが2007年4月の上海モーターショーで発表した新型Mazda2を10月末から生産開始する予定となっている。
マツダの井巻久一代表取締役会長兼社長は、「パートナーであるフォードならびに長安汽車とともに本日、ここ南京の車両工場の竣工式を迎えることが出来て嬉しく思っている。最新の生産技術・製造技術を投入して建設したこの工場で、3社の力を結集して中国のお客様に最高に満足していただける商品をお届けしていく。そして、このことを通じて中国の自動車産業と地域経済への発展に更なる貢献ができるものと確信している」と語った。
Mazda2の生産により、マツダは中高級車セグメントのMazda6、中級車セグメントのMazda3についで小型車セグメントにも商品を投入することになり、中国の主要セグメントすべてのラインアップが完了する。CFMA南京工場は、マツダの中国市場における中期目標「2010年、生産・販売30万台」の達成とマツダ アドバンスメント プランで掲げる「2010年度の世界販売160万台」の達成に向けて極めて重要な役割を担っており、マツダは、南京工場を最大限に活用し、走る歓びと環境・安全性能の調和を追求しながら、運転して楽しい“Zoom-Zoom”な商品を1人でも多くの中国のお客様に提供していく。 |